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ながい午睡から覚めた史之春風と、その留守を守った守宮やもりからこぼれ落ちたものの記録。
by fumi-harukaze
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反省会

今年の題詠100首が終わりました。
しばらく腑抜けて、これから反省です。


初参加したおととしは、とにかく無我夢中でした。
なんでもかんでもとにかく走り抜けることだけに集中して、難しい題は詠み飛ばし、質だの満足だの私生活の荒れ具合がどうの、まったく意に介さず、完走することだけが目標でした。

その翌年、昨年の参加では、ちょっと色気を出して、自分なりにテーマめいたものを設定してみましたが、その縛りが意外にも足かせになってしまい、思うように走れませんでした(この年はブログからのトラックバックに方式が変わり、戸惑いも多くあったように思います)

今年は昨年の反省もふまえ、なんの縛りもなく、とにかく完走することだけを目標に…と思っていたのですが、私生活の時間の使い方が悪いのか、うまく気持ちがのっていかず、途中棄権という結果でタイムアウトです。

ああもったいない。完走したかった。難しい題も多かったけど、先の方には詠んでみたい題がいっぱいあったのに。こんちくしょう。


時間切れしてから一週間、眠る前のわずかな時間、布団の中でもやもやと考えたことがあります。
  『100首も歌を詠んだら、ショートショート一本分の字数になるよなあ』
31文字×100で、原稿用紙に7枚強あります。
わたしが短歌を詠むことは、実は頭の体操がわりなのです。
錆び付かないように普段から動かしておいて、小説を書くための準備にしようという小ずるい思惑が底の方にあるのです。

しかし。
いやまてまて。

そもそも『短歌』は『歌』なのだから、カテゴリとしては『詩』になるのではないですか。
『小説』は『物語』なのですから、まったく別物です。
『歌う』か『語る』か。
この真逆のものをひとつに括っていいものか。
 (別物をあえてトレーニングに組み込むのはアリなんでしょうけど)
それは作品として成立するのかな?
 (大体、難しいことに挑戦したから06年度は失敗したのだし)
もやもやした考えは、まとまらないまま沈んで行きました。
来年の3月までにはなにかひらめくこともあるかもしれないという思いで、記録しておきますが。

しかし、『詩』という概念も幅が広すぎて枠に収めきれません。
観念だけが先走る青臭い作品はキライだ、ということだけが今言えることです。
by fumi-harukaze | 2007-11-06 15:15 | 短歌
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